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 米Microsoftは米国時間2008年2月5日,デジタル広告関連の次世代技術を発表する年次イベント「adCenter Demo Fest」を開催し,同社の「adCenter Labs」で開発中の最新技術のいくつかを紹介した。

 adCenter Labsは,既存のマーケティング・ツールを発展させ,より効果的かつ関連性の高いデジタル広告を提供するための技術開発に取り組んでいる。4回目となる今回のイベントでは,コンテンツ分析,ビデオと画像向けのコンピュータ・ビジョン,文脈連動型ビデオ広告の音声認識,マーケティング・インテリジェンスといった技術が採り上げられた。

 同日デモが実施された「Air Wave」は,空港やショッピング・モールといった公共の場所において,スクリーンを通じて消費者に製品をアピールするもの。インタラクティブなマルチタッチ対応スクリーンを通じて,製品情報や割引券の入手などが可能となる。Webカメラを使うことで,バーチャル試着にも対応できるという。

 このほかにも,音声認識技術により,ビデオの内容に関連がある広告を動的に表示する「Contextual Ads for Video」技術,ビデオ視聴の邪魔になりにくい場所をコンピュータ・ビジョン・アルゴリズムを使って算出し,広告を表示する「Intelligent Bug Ads」,画像を通じて商品の物理的また視覚的な特徴を捉えて分類する「Visual Product Browsing」などのデモが行われた。

 米Microsoftの技術フェローを務めるTarek Najm氏は次のようにコメントしている。「現在の課題を解決するためには,大量のデータの複雑さを理解して処理する機能が必要である。この課題に対応するために,思考速度よりも速く消費者の振る舞いを予想して理解するアルゴリズムの開発に取り組んでいる」。

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