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写真1●アイオーWebパイロット専用のUSBキー
写真1●アイオーWebパイロット専用のUSBキー
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写真2●アイ・オー・データ機器の細野昭雄 代表取締役社長
写真2●アイ・オー・データ機器の細野昭雄 代表取締役社長
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 アイ・オー・データ機器は2008年2月21日から、法人向けのWebサイト運用支援サービス「アイオーWebパイロット」を開始する。専用のWebページから企業のWebサイトのコンテンツを管理し、内容の作成や更新、デザイン変更、動画の活用、ブログとの連携といった作業が可能だ。専門知識がなくてもWebサイトの運用ができるようにしたことで、商品説明といった企業サイトの活用をあきらめていた中小企業などに、Webサイトの利用を促す。

 「アイオーWebパイロット」は、ソフトウエアなどを開発するサイバーステーションと共同で開発したASPサービスだ。サービスは企業サイトを作るのに使われる主な機能別に分け、「エディタ」、「ムービー」、「ブログ」の3種類を用意した。

 「エディタ」はWebサイト内のコンテンツを作成、編集する機能を提供する。専用のWebサイトにアクセスすると、企業サイトのコンテンツをサーバーから呼び出し、編集できる。HTMLの専門知識がなくても利用できるように、ワープロのようなユーザー・インタフェースを採用した。Webページの文字や画像の修正をして保存すると、自動的に修正データを反映し、企業サイトのページを更新する。

 動画コンテンツをWebサイトのページで利用するための機能を提供する「ムービー」では、ビデオカメラなどの動画データのほかに、携帯電話で撮影した動画データも扱えるようにした。動画は指定したサイズや画質に自動的に変更するので、動画データを編集するといった専門知識は必要ない。編集後はHTMLデータとして出力。そのデータをWebページに追加すれば、動画を使った企業サイトができあがる。

 ブログ・ページを作成する機能を提供する「ブログ」では、Googleマップなどとの連携機能も提供する。地図上に画像や動画を挿入する機能があるため、不動産事業者などがWebサイトで物件情報を提供する仕組みとしても利用できるという。作成したブログ・ページのデータは企業サイトのサーバーに保存するため、「外部ブログなどを利用したときに、URLが企業サイトと異なるといった問題を解決できる」(アイ・オー・データ機器 CS部e-コマース課の前野孝俊 課長)といった利点があるという。

 それぞれのサービスは、IDとパスワードのほかに、専用のUSBキー(写真1)が必要だ。IDやパスワードが盗まれても、USBキーがなければ専用サイトにアクセスできないため、Webサイトの管理者になりすまし、コンテンツのデザインや内容を勝手に書き換えてしまうといった不正行為を防ぐことができる。事前に登録を済ませば、パソコンにUSBキーを挿すだけで、自動的に専用Webサイトが開き、サービスが利用できるようになる。

 料金は、利用するASPサービスの内容で異なる。「エディタ」は、初期費用が1万2000円で月額6000円。「ムービー」の場合、初期費用が10万3000円で、月額3万5000円から。「ブログ」は、初期費用が8000円で、月額1500円で利用できる。コンテンツ・データなどの保存は企業サイトのサーバーをそのまま利用する。サーバーは自社管理でも、レンタル・サーバーでも問題なく、「アイオーWebパイロット」を利用するために別途サーバーを借りる必要はない。

 「これからは、単にハードを売るだけでなく、ネットワークと組み合わせたサービスの提供が重要になる。今後は、USB製品だけでなく、ネットワークストレージなどの自社製品と他社のソフトウエアを組み合わせたサービスに注力してゆく」とアイ・オー・データ機器の細野昭雄 代表取締役社長(写真2)は語った。同社は2009年2月末までに、「アイオーWebパイロット」のサービスで1000社と契約し、約1億円の売り上げを目指すという。