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写真●会見に臨むLiMoファウンデーションのモーガン・ギリス氏(右)と、オレンジのジョージ・ペナルバ氏(中央)、ACCESS副社長の鎌田富久氏(左)
写真●会見に臨むLiMoファウンデーションのモーガン・ギリス氏(右)と、オレンジのジョージ・ペナルバ氏(中央)、ACCESS副社長の鎌田富久氏(左)
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 モバイル機器向けのLinuxを推進するLiMoファウンデーションは2008年2月11日、ACCESSとフランスの通信事業者オレンジが参加したことを発表した。ACCESSとオレンジは、LiMoと競合関係にあったLiPS(Linux Phone Standards)の推進メンバーである。関係者は明言こそしなかったものの、今回の発表は従来のモバイル機器向けLinux陣営の有力2派が統合されることを意味する。

 同日に開幕した「Mobile World Congress 2008」で行われた会見には、ACCESS、LiMo、オレンジの代表が顔をそろえた。参加者は「LiMoにとって重要なマイルストーン」(LiMoファウンデーション エグゼクティブ・ディレクタのモーガン・ギリス氏)、「モバイル向けLinux推進者がみんな集まった」(ACCESSの鎌田富久副社長)など、それぞれ今回の発表の意義を語った。

 このほか、今回の発表では、上記2社を含む9社が新たにメンバーに加わったこと、7メーカーの18機種が「LiMo」仕様に準拠していること、LiMo仕様のアプリケーションを開発するためのSDK(ソフトウエア開発キット)の公開が発表された。LiMo準拠端末には、国内で発売済みの「N905i」、(NEC製)「P905i」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)、オレンジ向けの「SGH-i800」(サムスン電子製)などが含まれる。SGH-i800には、ACCESSのALP(ACCESS Linux Platform)が搭載される。SDKは、ACCESSやアプリックスなどが、公開に向けて準備を進めているという。