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 米Mozilla Foundationは米国時間2008年2月12日,オープンソースWebブラウザの次期版「Firefox 3」(開発コード名は「Gran Paradiso」)のベータ3版を公開した。MozillaのWebサイトから各種バイナリを無償でダウンロードできる。現在の対応OSは,Windows 2000/XP/Server 2003/Vista,Mac OS X 10.4以上,Linux(カーネル・バージョン2.2.14以上)。

 Firefox 3は,レンダリング・エンジンの新版「Gecko 1.9」を採用する次期Webブラウザ。2007年12月公開のベータ2版に対し,安定性,パフォーマンス,メモリー使用,プラットフォーム,ユーザー・インタフェースなどで約1300件の改良を施した(関連記事:Mozilla,次期ブラウザ「Firefox 3」のベータ2版を公開,安定性が向上)。処理速度向上につながる修正は90件以上,メモリー・リークの修正は350件以上,メモリー使用に関する改善は50件以上に及ぶ。

 EV SSL証明書に対応しているWebサイトの閲覧時には,ロケーション・バーのアイコンを緑色にし,会社名を表示する。マルウエアのインストールを試みるWebサイトにアクセスした場合は警告を出す。

 ロケーション・バーへの入力を閲覧履歴やブックマークの登録情報にもとづいて補完する機能,閲覧中のWebページをブックマークにワンクリックで登録する機能を追加した。アイコンやツールバー,メニューのスタイルなどをMac OS XおよびLinuxのツールキットGTKに合わせ,各環境における使い勝手を改善した。ポッドキャストおよびビデオキャストを特定のメディア・プレーヤ・ソフトウエアに割り当てられる。

 なお,ベータ版はテスターおよびWebアプリケーション開発者向けの早期テスト版であるため,一般ユーザーの使用には適さないという。

 Firefox 3最終版のリリース時期について,Mozillaは具体的な日程を公表していない。MozillaのFirefox 3開発スケジュール・ページにも今後の予定を掲載していない。

[発表資料]
[リリースノート]