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 総務省は2008年2月20日「平成19年度地域づくり総務大臣表彰」の受賞者を発表した。大賞には島根県海士町,団体表彰にはRubyによる地域振興を進める「しまねオープン・ソース・ソフトウェア協議会」(しまねOSS協議会)など25団体が選ばれた。

 しまねOSS協議会は,島根県の産官学による産業振興を目的とした団体。島根県松江市では,世界的に普及しているオープンソースのプログラミング言語Rubyの作者,まつもとゆきひろ氏が島根県松江市に在住していることから,Rubyを核にした産業振興施策「Ruby City Matsueプロジェクト」を進めている。しまねOSS協議会は「Ruby City Matsueプロジェクト」の中核となりオープンソース・ソフトウエアの普及活動を行っている。

 選考にあたった委員は「地元IT産業の振興により,雇用の場の確保、若者の地元定着が図られるなど,情報化による地域振興として期待がもてる。ITビジネスにおける東京一極集中に歯止めをかける取り組みとしても評価したい」,「『戦略は辺境の地から起きる』という経済学仮説の成功に期待したい」とコメントしている。

 このほかITによる地域振興としては「首都圏情報産業特区・八王子」構想推進協議会(サイバーシルクロード八王子)が団体表彰に選ばれている。同協議会は,企業訪問やセミナーなどを通じて地元中小企業の経営力強化の支援、産業人材育成、起業家養成プロジェクトを行っている。

◎関連リンク
平成19年度地域づくり総務大臣表彰(総務省)
平成19年度「地域づくり総務大臣表彰」受賞について(島根県)
しまねオープン・ソース・ソフトウェア協議会
「首都圏情報産業特区・八王子」構想推進協議会