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写真1●サーバー機能の統合基盤「RSP」(RiOS Services Platform)を仮想マシンとして搭載
写真1●サーバー機能の統合基盤「RSP」(RiOS Services Platform)を仮想マシンとして搭載
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写真2●発信元のIPアドレス/ポート番号を変更しない透過モードを追加
写真2●発信元のIPアドレス/ポート番号を変更しない透過モードを追加
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 リバーベッドテクノロジーは2008年2月25日,WAN高速化(WAFS)OSの新版「RiOS 5.0」を発表した。DNS/DHCPや動画配信といったサーバー機能を追加できる仮想マシン環境「RSP」(RiOS Services Platform)を搭載したほか,高速化対象をMicrosoft Exchange 2007などに拡充したのが特徴。出荷開始は同年3月。アプライアンスの「Steelhead」に搭載されるほか,保守契約を結んだ既存ユーザー向けに無償提供する。

 RSPは,WAN高速化装置のSteelhead上でサード・パーティのサーバー・ソフトを動作させるプラットフォーム。必要なサーバー機能をSteelheadに統合する機構を仮想マシンとして用意した。3月以降順次,プリント・サーバー,DNS/DHCPサーバー,動画配信サーバー,ユーザー用の仮想マシンなどをサード・パーティを通じて提供する。価格は未定だが,RSPの利用料と機能分の追加ライセンスが別途必要。「最初に登場するのはインフォブロックス製のDNS/DHCPサーバー・アプライアンスの機能になる見込み」(リバーベッドテクノロジーの遠井雅和社長)という。

 アプリケーション高速化は,マイクロソフトのグループウエア「Exchange Server 2007」のプロトコルを対象に追加。またWebアプリケーションとして,オラクルの「Oracle 11i」「Siebel CRM」,マイクロソフトの「SharePoint」「Dynamics CRM」などに対応した。

 管理面では,Steelhead経由の通信時に発信元のIPアドレス/ポート番号を変更しない透過モードを追加。発信元IPアドレス/ポート番号を保持することで,ユーザーやアプリケーションの種類をWAN越しのネットワークでも追跡できるようした。「サービス・プロバイダがユーザー企業の通信を把握する時などに便利」(同社の伊藤信マーケティングマネージャー)という。