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写真 NGNのサービス料金を説明するNTT東の小園常務取締役(中央)
写真 NGNのサービス料金を説明するNTT東の小園常務取締役(中央)
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 NTT東日本とNTT西日本は2008年2月27日、会見を開いて次世代ネットワーク(NGN)のサービス料金について説明した。メインとなるブロードバンドのサービス名称はNTT東西とも「フレッツ光ネクスト」で、料金も統一する方針。会見に臨んだ小園文典常務取締役は、「3月31日を想定しているサービス開始に向け準備をしているところだ。正式な料金はその時点で公表したい」とした(写真)。

 企業ユーザーにとって新たな回線サービス、フレッツ光ネクストの登場は大きく2つのメリットをもたらしそうだ。1つが帯域の拡大。従来、月額4万円で100Mビット/秒のサービスを提供していたが、同料金で帯域を1Gビット/秒と10倍に拡大する。もう1つはNTT東日本が設けていた、ユーザー側のオフィスにおける接続端末数の制限撤廃。従来のフレッツでも同様の措置を採る。

 NGNを利用する企業向けのイーサネット・サービスは、従来県内に閉じた通信のみだったが、県間の通信も可能とする。料金は県内については既存サービスと同等かそれ以下に設定する。また、フレッツのVPNサービスでは、新たに帯域保証型のメニューを08年度内に提供する。ただし、料金についてはまったく決まっていない。

 現時点で、携帯電話やソフトウエアを提供するSaaSとの連携サービスは何も決まっていない。携帯電話との連携については「NTT東日本としては、検討していない」(小園常務)とし、SaaSは「NTT持ち株会社で始めた検討に当社も参加する」(同)と述べるに留まった。

 フレッツ光ネクストはNTT東日本の場合、3月末に東京、神奈川、千葉、埼玉、それぞれの一部エリアでサービスを開始する。その後08年度中に、東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市に展開、さらに札幌市、仙台市、新潟市、県庁所在地級の都市へと拡大していく。2010年度には現在のBフレッツと同様のエリアまで拡大する。一方、企業向けのイーサネット・サービスは3月末に東京の一部エリアで始め、その後、08年度中に政令指定都市、県庁所在地などの主要都市に展開する。