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 カナダのNortel Networksは現地時間2008年2月27日,2007年第4四半期および通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は32億ドルで,前年同期の33億2000万ドルから4%の減収だった。ただし2006年末にフランスAlcatel(現Alcatel-Lucent)にUMTS事業を売却(関連記事:Nortel,UMTSアクセス事業を3億2000万ドルでAlcatel-Lucentに売却)した影響を除くと,売上高は前年同期比2%増となる。

 純損失は8億4400万ドル(希薄化後の1株当たり損失は1.70ドル)で,前年同期の純損失8000万ドル(同0.19ドル)から赤字幅が拡大した。当期は北米通信事業者からの収入が予想を下回った,と同社は説明している。また,粗利益率は43.7%で前年同期の39.8%から向上した。営業利益率は7.6%で過去12四半期で最高だった。

 通期では,売上高は109億5000万ドルで,前年同期比で4%の減収となった(UMTS事業を売却した影響を除いた場合は2%増)。純損失は9億5700万ドル(希薄化後の1株当たり損失は1.98ドル)で,前年の純利益2800万ドル(同条件の1株あたり利益は0.06ドル)から赤字に転落した。粗利益率は42.1%,営業利益率は3.7%だった。

 なお同社は,2008年のリストラ計画の一環として,社員約2100人を削減し,約1000人を急成長する低コスト地域に異動させる予定。2008年の業績見通しとして,売上高の成長率は前年比5%以下になると予測する。粗利益率は43%を見込む。

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