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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は,クラスタリングによってアクセス性能を拡張できるようにしたNASファイル・サーバー・ソフトを,2008年3月中旬に出荷する。ブレード・サーバーなどで動作させることを想定している。製品名は「HP PolyServe Software File Serving Utility」(以下,PolyServe FS Utility)。価格は,126万円から。

 PolyServe FS Utilityは,NAS(ファイル・サーバー)構築用ソフト。同ソフトをインストールしたPCサーバーは,SAN(Storage Area Network)上にあるストレージをネットワーク・ファイル・システムとして見せるゲートウエイ(NASヘッド)となる。同社のNASアプライアンス「HP StorageWorks Enterprise File Services Clustered Gateway 3.6」(以下,EFS Clustered Gateway)のソフトウエアを,ソフトウエア製品として独立させたものである。

 特徴は,NASヘッドを最小2ノードから最大16ノードまでクラスタリング接続することで,各NASヘッドに接続したストレージ群の全体を,論理的に単一のNASイメージとして運用できる点である。対称型のアーキテクチャをとっており,あるファイル・システムに対するファイル・サービスを,クラスタに参加するすべてのPolyServe FS Utility/EFS Clustered Gatewayが提供できる。ノードの追加によってクラスタ全体のアクセス性能を高められる仕組みだ。

 また,今回,アプライアンスであるEFS Clustered Gatewayのうち,OSにWindows Storage Server 2003 R2を搭載した「HP DL380G5-WSS Clustered Gateway」の新機種を,2008年3月下旬に出荷する。価格は,最小構成となる2ノード構成で1197万円。新機種では,CPU性能などハードウエア性能を大幅に強化したという。クアッドコアXeon E5345を2基備えるほか,メモリーを8Gバイト搭載する。