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DB Secure Utilityの画面
DB Secure Utilityの画面
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 システムエグゼは2月29日,テストデータ生成ツール「DB Secure Utility」を3月5日に出荷すると発表した。本番DBのデータを解析し,氏名や住所といった個人情報を特定。それらを,あらかじめ用意した疑似データで置換し,テストデータを生成する。個人情報の漏洩を恐れることなく,本番データを活用したテストが可能になる。

 DB Secure Utilityの主な機能は,「自動解析機能」「疑似データ変換機能」の二つ。テストデータを生成する流れは,以下のようになる。ユーザーはまず,GUIから本番DBにアクセスし,テストデータを生成したいテーブルを選択する。DB Secure Utilityは,そのテーブルのデータをアンロードした後に,スキーマを解析。氏名や住所,電話番号やメールアドレスなど個人情報を特定する。もし,個人情報を含むカラムと判断すれば,その変換方法をユーザーに提示する(画面)。

 変換方法として,あらかじめ用意した疑似データで氏名や住所などを置き換えることがDB Secure Utilityの特徴である。
 
 「*」や「#」などでマスキングするのとは異なり,本番データに類似したデータで置換することで,本番さながらにアプリケーションの動きを検証できる。「テスト用に新たにデータを作ると,どうしても条件が甘いデータになりがち。かといって本番データをテストで使うと,個人情報の漏洩が心配だ。本番データの個人情報のみを置き換えたテストデータを使うことで,テストの精度や効率が高められる」(代表取締役 佐藤勝康氏)。また,変換に使う疑似データは,ユーザーがカスタマイズすることが可能である。

 変換方法を決めたら変換処理を実行する。その前に,データの一部に対して仮実行し,変換結果をプレビューすることができる。変換後のデータは,テスト用のDBにロードするほか,ファイル(XML/CSV/TSV形式)に出力することも可能である。

 変換処理の結果をレポート出力する機能を備える。変換したテーブルの情報や選択した変換方法,データ件数などを報告書の形式で出力する。また,実行した変換方法は,その定義をファイルに保存して再利用できる。

 DB Secure Utilityの稼働環境は,Microsoft Windows Server 2003 R2。利用可能なDBMSは,Oracle 9iおよび同 10gである。販売価格は480万円(税別)/サーバーライセンス。1年間のレンタルが可能な,年間タイムライセンスが200万円(税別)である。