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 米Googleは米国時間2008年3月3日,Webアプリケーションをオフラインで利用可能にするブラウザ拡張機能「Google Gears」(ベータ)のモバイル版を公開した。当初は,「Windows Mobile 5」または「同6」上の「Internet Explorer Mobile」ブラウザに対応する。

 Google Gearsは,Webアプリケーションのデータなどをローカルに保存して,インターネットに接続していない時でもブラウザ上で操作できるようにする技術。2007年5月からベータ提供を行っている。例えば,Google Gears実行環境でRSSリーダー「Google Reader」を使うと,登録してある各RSSフィードや,複数のページにわたるフィード一覧表示などがオフライン状態で利用できる。各フィードに対する既読マークのチェック,分類のためのタグ付けなども可能(関連記事:Webアプリをオフラインで使える「Google Gears」を使ってみた)。

 同社モバイル・チーム製品マネージャのCharles Wiles氏が公式ブログ「Google Code Blog」に投稿した記事によると,「Google Gears for mobile」では,Google Gearsバージョン0.2と同様の機能をモバイル向けに提供する。すでに個人向け財務サービス「Buxfer」やオンライン・オフィス・ツール「Zoho」がGoogle Gears for mobileをサポートしているという。Windows Mobile搭載デバイスでBuxferあるいはZohoのモバイル・サイトにアクセスすると,Google Gears for mobileをインストールするか尋ねられ,インストールを実行すると,機内などのインターネット接続ができない環境でもこれらサービスのデータが扱えるようになる。

 なおGoogle Gears for mobileは,同社の携帯電話向けプラットフォーム「Android」や他のモバイル・プラットフォームへの対応を進めている段階である。

[Wiles氏のブログ投稿記事]