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NS320
NS320
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 白山工業は,GPS衛星の電波を捕捉することで正確な時刻を刻むNTP(Network Time Protocol)サーバー専用機の新機種「NS320」を,2008年3月17日に販売開始する。1Uラックマウント型フルサイズの従来機種「NS310」と比べて,容積比を約40%と大幅に小型化した。これにより,ラックマウント以外の使い方も可能になった。価格は,52万5000円。

 NS320は,GPS衛星の電波と同期することで正確な時刻情報を得るタイプのNTPサーバー専用機である。GPS衛星が発する1pps(1秒あたりのパルス信号)を元に,正確な時刻を刻む。位置情報を固定して利用するモードでは,捕捉するGPS衛星は1基だけで済む。NTPサーバー本体の発振源は水晶(クロック)で精度は月間プラス・マイナス3秒だが,GPS同期時の精度は100マイクロ秒以内。

 新機種のNS320では,従来機種のNS310と比べて容積比で40%と大幅に小型化した。大きさは,幅220×高さ43×奥行250ミリ・メートルで,重さはラックマウント用固定金具を含んで約1.8キロ・グラムである。なお,GPS捕捉型NTPサーバーの初代機種「NS300」の出荷は2003年6月で,価格は60万円(税別)だった。

 なお,GPS捕捉型NTPサーバーの意義は,インターネット上の上位NTPサーバーに問い合わせることなく,自前で正確な時刻を得られる点である。セキュリティの都合などからインターネットに接続したくない企業などに向く。上位のNTPサーバーを持たないこうしたNTPサーバーが時刻情報を得るためのメディアとしては,GPSのほか,ラジオ放送の時報や電話サービスなど,各種の情報ソースがある。