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 米連邦取引委員会(FTC)は,不正広告に関する訴訟でオンライン広告サービスの米ValueClickが和解に合意したことを,米国時間2008年3月17日に明らかにした。ValueClickは和解金として290万ドルを支払う。

 FTCによると,ValueClickは子会社のHi-Speed Mediaを使って,無料でノート・パソコンや携帯型メディア・プレーヤ,ギフト券などがもらえるように思わせる電子メール,バナー広告,ポップアップ広告を消費者に配信し,自社Webサイトに誘導した。実際には,無料で商品を受け取るには,車のローンを組まされたり,衛星テレビ・サービスに加入したりする必要があり,結果的に消費者は多額の支出を強いられるという。

 また,Hi-Speed Mediaと,同じくValueClick子会社のE-Babylonは,消費者の機密情報保護のため暗号化を実施しているとオンライン・プライバシ・ポリシーに掲げていながら,そのようなセキュリティ対策は講じていなかった。

 ValueClickには,和解金を支払うほか,無料プレゼントを宣伝する場合に実際にかかる費用や義務を明記すること,セキュリティに関する不正な表示を行わないことなどが申し渡された。

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