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 米Googleは,米連邦通信委員会(FCC)が実施した700MHz帯無線オークションへの入札参加の目的が落札ではなく,オープンなプラットフォームの確保だったことを米国時間2008年4月4日に公式ブログへの投稿で明らかにした。

 Googleは,Cブロックの入札価格をFCCが設定した最低落札価格に到達させ,各種デバイスおよびアプリケーションへのよりオープンなプラットフォームが確実に導入されることを優先したと説明している。同ブロックではしばらくの間,Googleが最高入札者だったが,最終的に米Verizon Wirelessが落札した(関連記事:米国の700MHz帯オークション,注目のCブロックはVerizonが落札)。

 Googleは昨年7月に,「FCCがより広範な競争と消費者選択を要求するフレームワークを受け入れるのであれば,入札額として46億ドルを用意する意向がある」とし,オープンなプラットフォームをライセンス条件に盛り込むことを要請(関連記事:Google,FCCの700MHz帯オークションへの参加意志を明らかに)。FCCはGoogleの意見を一部採用してオークションのルール改定を行った(関連記事:米連邦通信委員会が700MHz帯オークションのルール改定,Googleの意見を一部採用)。これを受けてGoogleは昨年末,正式に同オークション参加を登録した(関連記事:FCCが700MHz帯入札参加申請者リストを公開,GoogleのほかMS共同設立者も)。

 GoogleはCブロックの10回目の入札ラウンドの際に,競り合う相手がいないにもかかわらず入札価格を上げたが,これは入札に積極的であることを明確にするためだったという。「(当社のオークション参加は)結果的に,米財務省の収入増とオープンな条件の確保に役立った」(同社通信およびメディア担当弁護士のRichard Whitt氏と企業担当法律顧問のJoseph Faber氏)。

 なおGoogleによると,同オークションが3月20日に完了して以来,4月3日までコメントを公表してはならないというFCCの規制があったため,これまで詳細な説明を控えていたという。

[Whitt氏とFaber氏のブログ投稿記事]