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写真1●「x86サーバーの国内シェアがトップになった」と日本ヒューレット・パッカードの橘 一徳氏
写真1●「x86サーバーの国内シェアがトップになった」と日本ヒューレット・パッカードの橘 一徳氏
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写真2●エントリー・サーバーの「HP PloLiant DL120 Generation 5」
写真2●エントリー・サーバーの「HP PloLiant DL120 Generation 5」
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 日本ヒューレットパッカード(HP)は2008年4月10日,IT市場でのシェア拡大に向け三つの施策を発表した。まず,ラックマウント型サーバー「HP ProLiant」とブレード・サーバー「HP Blade System」のすべての製品を対象に平均15%値下げする。さらに,同日より中小企業向けのラックマウント型エントリ・サーバー「HP ProLiant DL120 Generation 5」の提供を開始する。もう一つが,同製品関連教育プログラムの強化である。

 HPは2007年度第4四半期に念願のx86サーバー国内市場シェアNo.1(台数ベース)を獲得。さらなるシェア拡大を目指すために,今回「値下げ」「エントリ・サーバーの投入」「トレーニングの強化」の3施策を打ち出した。

 第一の値下げは,「HP ProLiant」「HP Blade System」の製品本体165製品,およびオプション33製品を対象に実施。従来比最大25.4%,平均15%値下げする。この価格改定は円高による同製品部材価格の値下がりによるコストダウンが追い風となり実現したものであるが,「IT投資の勢いを止めないため」(橘 一徳・同社エンタープライズストレージ・サーバー事業統括本部 ISSビジネス本部 本部長)という狙いもある(写真1)。これにより,「x86サーバーの国内市場シェアを現在の25.1%から30%へ拡大したい」(橘氏)としている。

 第二のエントリ・サーバー「HP ProLiant DL120 Generation 5」は1U/1Pサーバー(1基のプロセッサを搭載)で,搭載する機能を必要最低限に抑えることでコスト・パフォーマンス重視の中小企業向けサーバーを実現した(写真2)。価格は5万9850円(税込み)から。

 「HP ProLiant DL120 G5」の主な用途と基本仕様は次の通り。「シングルコア インテルCeleron 420プロセッサ 1.6GHz」「デュアルコア インテルXeonプロセッサ3065 2.33GHz」のいずれか1基搭載可能。メモリー容量最大8Gバイト,HDD最大600Gバイト。1年間オンサイト保守を標準保証とし,別売のリモート管理機能「Lights Out 100c」オプションにより,遠隔操作が可能。

 第三のトレーニング強化には,大きくトレーニング施設の拡張と資格制度新設の二つがある。まず,ユーザー企業またはパートナー企業に対する「HP ProLiant」「HP Blade System」についての教育設備を2008年5月より3倍に拡張する。ブレード・サーバー導入を躊躇(ちゅうちょ)する理由に,ブレード・サーバーに対する知識不足など人材教育に関する課題があるという。しかし,従来の教育コースでは,受講希望に十分に対応できなかった。そのため,施設を拡張した。さらに,HP Blade Systemに特化した資格認定制度を新設し,2008年末までにパートナー企業の200人のHP Blade System認定エンジニアの育成を目指す。