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 米Gartnerは米国時間2008年4月9日,克服することで人間の生活に幅広いメリットをもたらすIT分野の課題を「IT Grand Challenge」と名づけて発表した。これらは5~20年といった長期的な取り組みによって実現が期待されるもの。課題を克服することで,経済,科学的,社会的など生活のすべての面において影響がもたらされるとしている。

 今回Gartnerが発表したIT Grand Challengeは,「電子機器への新しい電源供給方法」,「並列プログラミング」,「非接触性のナチュラル・コンピューティング・インタフェース」,「自動音声翻訳」,「100年以上データの保存が可能なストレージ」,「プログラマの生産性を100倍に向上させる」,「IT投資に対する財政面での影響を評価する手法」の7つ。

 同社によれば,25年後の2033年に市場に登場する新しい技術の多くは,2008年の時点でなんらかの形ですでに知られているという。今後25年間に発表されるイノベーションの多くは,現在,研究論文や特許などで見つけることができるほか,試作品が作成されている場合もあるという。

 Gartnerは,米ラスベガスで開催中のシンポジウム「Gartner Symposium/ITxpo 2008」においてこれらの課題について検証した。ITリーダーは,現在実現できないメリットをもたらす新しい技術を特定し,積極的に調査する必要があるとしている。

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