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 米連邦通信委員会(FCC)は米国時間2008年4月9日,米国携帯電話キャリアによる緊急時のアラート・メッセージ配信に関する規定案を承認した。携帯電話サービスに加入している米国民が,災害発生時などにアラート通知を受け取れるようにするシステム「Commercial Mobile Alert System(CMAS)」の構築を目指す。

 CMASの技術要件は,警報および応答ネットワークに関する法律「Warning, Alert and Response Network Act(WARN Act)」に従って,諮問委員会Mobile Service Alert Advisory Committee(CMSAAC)が策定した勧告をベースにする。

 CMASでは,テキスト・ベースのアラートを携帯電話あるいはモバイル・デバイスに送信する。技術の発達に伴い,音声や動画を用いた通知も視野に入れる。

 アラートは,国家的非常時の「Presidential Alerts」,生活を脅かす緊急事態を通知する「Imminent Threat Alerts」,子どもの誘拐や失踪などに関して知らせる「Child Abduction Emergency/AMBER Alerts」の3種類に分類する。

 CMASに参加する携帯電話キャリアは,10カ月以内に同技術要件に対応することが義務づけられる。

 米メディアの報道(New York Times)によると,CMASは2010年に稼働開始する見込み。

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