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画面●導入効果測定ツールの画面
画面●導入効果測定ツールの画面
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 TISが80%,コマツが20%出資するITサービス会社クオリカは4月から,同社と業務システムの保守契約を結んだユーザー企業に対し,システムの導入効果を追跡する新しいサービスを開始した。フェアウェイソリューションズが開発した導入効果測定ツールを使う。既に中堅企業数社と提供に向けた共同作業を進めている。

 新サービスでは,在庫や在庫回転率,販売機会損失率など,追跡したい指標や達成目標をあらかじめ策定。導入効果測定ツールで,導入前および導入後の数値を視覚化する(画面)。目標を達成できない場合は,引き続き効果が出るよう支援していく。ヒアリングや目標設定などのコンサルティングは,フェアウェイソリューションズと協力して行う。

 クオリカは,生産管理ソフトMCFrame(東洋ビジネスエンジニアリング)や在庫管理ソフトφ-Conductorシリーズ(フェアウェイソリューションズ),会計ソフトSuperStream(エス・エス・ジェイ)などによるシステム構築を手がけて来た。新サービスは,こうしたシステム構築の顧客のうち,システム構築費の1割程度を支払って保守契約を結んだ企業・団体を対象とする。

 新サービス投入の狙いについて,同社システム本部第二事業部の入村雅則MSB推進室長は「システムだけでなく効果を提供する方法はないかと模索した結果」と説明する。ユーザーと導入効果を議論できれば,システム構築プロジェクトの最上流からの参画がしやすくなる,という効果もありそうだ。