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 アドビシステムズは4月14日、放送局やメディア企業向けに、「Flash」で作成された動画コンテンツを不正使用から保護するサーバーソフトウエア「Adobe Flash Media Rights Management Server」の提供を開始したと発表した。既存の配信ネットワークに組み込めるほか、動画再生ソフト「Adobe Media Player」や、アプリケーション実行環境「Adobe Integrated Runtime(AIR)」用のアプリケーションに配信されるコンテンツのオフライン視聴についても保護が可能となる。

 動画コンテンツの配信にあたっては、ライブ配信のアクセス制限や、課金の有無、広告配信など、各種ビジネスモデルの開発にともなってコンテンツの保護/管理が重要になってくると同社は見ている。またオンライン/オフラインの両方の配信手段を提供することで、ユーザーが時間や場所を問わずに視聴できるようなり、それらコンテンツを柔軟に管理することで収益化が図れるという。

 Adobe Flash Media Rights Management Serverでは、Flash VideoやF4V形式の動画/音声ファイルを暗号化し、ダウンロード後ローカルで再生される際のアクセス・ポリシーを設定することが可能。アクセスやコンテンツの有効期限を規定するパラメータの範囲を指定できるほか、著作権管理のカスタマイズが可能で、配信後でも使用権を変更できる。さらにAdobe Media Playerの保護機能で、不正なコンテンツの再使用や編集を防止する。

 対応するサーバーOSは、Windows Server 2003とRed Hat Linux。価格は1CPUあたり546万円。対象となるコンテンツの容量に制限はない。クライアント側はAIRまたはAdobe Media Playerの利用でWindowsとMacintoshの両プラットフォームに対応する。今後Linux対応のAIRも提供する予定。

■関連情報
・アドビシステムズのWebサイト http://www.adobe.com/