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写真●発表会の様子。左がNECパーソナルプロダクツの高須英世社長,右が製品のイメージ・キャラクターで俳優の玉木宏氏。両者の中央にあるのがホーム・サーバー,高須社長が持っているのが,ポケット型の端末,玉木氏が持っているのがノート・パソコン型の端末。
写真●発表会の様子。左がNECパーソナルプロダクツの高須英世社長,右が製品のイメージ・キャラクターで俳優の玉木宏氏。両者の中央にあるのがホーム・サーバー,高須社長が持っているのが,ポケット型の端末,玉木氏が持っているのがノート・パソコン型の端末。
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 NECは2008年4月15日,HDDレコーダーとパソコンを内蔵したホーム・サーバーと,シン・クライアント端末からなる製品群「Lui」を4月24日より発売すると発表した(写真)。

 Luiが興味深いのは,企業で一般的なシン・クライアント技術を家庭に持ち込んだ点。端末を使って家庭内に設置したホーム・サーバーにアクセスして,パソコンの機能を利用したり,HDDレコーダーに録画した映像を見たりできる。端末を持っていれば,家庭内LANだけではなく,インターネット経由でも接続が可能だ。

 インターネットから接続する場合は,まず,端末とサーバー間でメール・サーバーを介して,情報をやり取りする。具体的には,端末がメールで接続要求を発信し,これを受信したサーバーが,メール経由でゲートウエイとなるルーターのIPアドレスと公開ポート番号を通知する。なお,メール・サーバーはユーザーが契約済みのISPのものを利用し,ホーム・サーバーが20秒ごとにアクセスして,自分あてのメールがないかを確認する。

 ホーム・サーバーのHDDレコーダーとパソコンは1台のきょう体に入っているものの,システムとしては別々に動作する。このため,HDDレコーダー動作時にもパソコンの動作が遅くなることはないという。Lui SX700とLui SX500という2モデルあり,前者がブルーレイディスク・ドライブおよび1テラ・バイトの録画用HDD,後者がDVDスーパーマルチドライブおよび500Gバイトの録画用HDDを備える。それ以外のスペックは同じ。パソコン用OSとしてWindows Vista Premium Service Pack1,CPUは2GHz動作のCore2 Duo,パソコン用HDDとして320Gバイト,メモリーが2Gバイト。価格はオープンだが,NECのコマース・サイトではSX700が37万9890円,SX500が32万9910円となっている。

 端末には,ノート・パソコン型「Lui RN」とPDAライクなポケット型「Lui RP」の2機種を用意した。いずれもOSとして「Windows CE Operating System for Embedded Systems, Professional Version 5.0日本語版」を搭載する。重さはノート・パソコン型が649グラム,ポケット型が249グラムでそれぞれ,4.6時間,5.4時間のバッテリ駆動が可能。価格はオープンだが,NECのコマース・サイトでは,ノート・パソコン型が8万9880円,4万9980円で販売されている。

発表資料