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 NTTエレクトロニクスは2008年4月14日,TBSと系列ネットワーク「JNN」の加盟局が,HDTV(ハイビジョン)とSDTV(標準画質テレビ)のいずれのコンテンツの処理が可能でH.264方式に対応するエンコーダ「HVE9100」とデコーダ「HVD9100」の採用を決定したと発表した。TBSは2008年3月に,DVB-S2とH.264を組み合わせたHDTV対応のSNGシステムを採用することを決定したという。同社は2008年12月に運用を開始する予定で,2009年9月までにJNN加盟局のSNGシステムの完全HDTV化を目指す。発表資料でTBSの柴田豊・技術本部技術局放送システムセンター技術開発担当部長は,「HD SNGに向けた取り組みは,社内の検討組織である『デジタル伝送勉強会』で議論してきた。200ミリ秒程度という低遅延化を実現できていた点が,従来のMPEG-2コーデックと変わらぬ運用を可能にするという意味で大きな採用ポイントとなった」というコメントを寄せている。

 HVE9100とHVD9100は,ハイ4:2:2プロファイルに対応した新開発LSIを搭載する。なおNTTエレクトロニクスは,両機種を米国ラスベガスで開催中の国際放送機器展「NAB2008」(2008年4月14~17日開催)に出展中である。