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 米AMDは米国時間2008年4月17日,2008年第1四半期の決算を発表した。売上高は15億500万ドルで前期から15%減少したが,前年同期からは22%の増収となった。純損失は3億5800万ドル(1株当たり損失59セント)で,赤字幅が前年同期の純損失6億1100万ドル(同1.11ドル)から縮小した。

 同期の数字には,カナダATI Technologiesの買収関連費用の5000万ドル(1株当たり8セント)が含まれている。

 事業部門別に見ると,コンピュータ関連部門は,マイクロプロセサの出荷数が減少して売上高が前期から15%減少した。グラフィックス関連部門は,出荷数は伸びたが平均販売価格(ASP)が低下して売上高は前期から11%減となった。家電関連部門も売上高が前期から26%減少しており,前年同期からも31%の減収となった。

 同期の粗利益率は42%で,前期の44%から低下したが,前年同期の28%は上回った。

 AMDのCFO(最高財務責任者)を務めるRobert Rivet氏は,「第1四半期は季節的要因により低調だが,厳しい経済環境および前世代製品の売上高が伸びなかったことを受け,全事業部門で売上高が見通しを下回った」と説明。同氏は,新製品やリストラ計画などを通じて「同年下半期には黒字に転じる」とする見通しを示した。

 AMDは,人員整理を含むリストラ計画を4月7日に明らかにしており,同年第3四半期末までに全従業員の約10%を削減すると発表している(関連記事: AMDのQ1決算は22%増収だが「事前予測に届かず」,10%の人員削減へ)。

 第2四半期については,季節的要因により売上高が減少すると予測している。

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