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5~8月に発売予定の4機種。DT-H30/U2を除く上位3機種は、BDへの書き出しとDTCP-IP対応機能が付く
5~8月に発売予定の4機種。DT-H30/U2を除く上位3機種は、BDへの書き出しとDTCP-IP対応機能が付く
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年末にかけて、複数の上位機種を投入予定。第1弾製品へのアップデート用ソフト提供も予定している
年末にかけて、複数の上位機種を投入予定。第1弾製品へのアップデート用ソフト提供も予定している
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パソコンの性能やHDDの空き容量に合わせ、ハイビジョン画質からDVD相当まで4種類のプロファイルを設定可能
パソコンの性能やHDDの空き容量に合わせ、ハイビジョン画質からDVD相当まで4種類のプロファイルを設定可能
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このほか、テレビ向けセットトップボックス(STB)の「LinkTheater」に地上/BS/CSデジタルチューナー付きモデルを追加することを発表
このほか、テレビ向けセットトップボックス(STB)の「LinkTheater」に地上/BS/CSデジタルチューナー付きモデルを追加することを発表
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 バッファローは、パソコン用地上デジタル放送チューナーの第2弾製品として、テレビ映像をH.264/MPEG-4 AVC形式に変換してパソコンに録画・蓄積できる上位機種を、2008年秋~冬をめどに投入する。また、地上デジタル放送に加えBS/CSデジタル放送を受信可能な3波対応機や、チューナーモジュールを2個実装し2番組同時視聴・録画ができるダブルチューナー機も、年内をめどに順次発売していく。このほか、同年5月~8月に発売予定の第1弾製品4機種のうち、低価格機を除く3機種を対象に、DTCP-IPに対応させるためのアップデート用ソフトを同年内に配布する。同社が2008年4月21日に開催した、パソコン用地上デジタル放送チューナーの報道関係者向け説明会で明らかにした。

同程度の画質で、データ容量を削減可能


 地上デジタル放送で放送局から送出されるテレビ映像は、データ形式としてMPEG-2 TSを採用している。アイ・オー・データ機器、バッファロー、ピクセラの各社が発売予定のパソコン用地上デジタル放送チューナーは、いずれもMPEG-2 TSに独自の暗号化を施した形式でパソコン内部のHDDに録画番組を蓄積する。MPEG-2 TSで録画・蓄積することで、データ形式の変換作業(トランスコード)が不要となりCPUやグラフィックスチップの負荷を抑えられる。半面、ビットレートが17Mbpsと高いため、録画データがHDD領域を大幅に占有するという課題もある。データ形式をMPEG-2 TSからH.264に変換して録画・蓄積することで、同程度の解像度、画質を維持しながらビットレートを抑えられ、HDD容量を節約できるというメリットがある。


 同社のパソコン用地上デジタル放送チューナーは、カナダのビクシスシステムズ(ViXS Systems)社製映像処理LSIを実装している。同LSIの最新の品種は、MPEG-2 TSをH.264にトランスコードする機能を備えており、このLSIを採用するものとみられる。この場合、トランスコード処理はチューナー側で担うことになり、録画時にパソコンのCPUやグラフィックスチップにかかる処理は、MPEG-2 TS対応の第1弾製品と同等水準に収まる見込み。ただし、録画したH.264形式の映像を再生する際は、復号処理をパソコン側で行うことになる。一般にH.264の復号処理はMPEG-2 TSより高負荷であり、ある程度性能の高いCPUやグラフィックスチップが必要になるとみられる。


 同社の発表によると、H.264対応製品では「AVCREC」規格に準拠する予定としている。AVCRECは、DVDメディアにH.264形式で書き出すための規格。既に松下電器産業と三菱電機のDVDレコーダーがAVCREC規格に準拠している。バッファローからH.264対応チューナーが発売された際には、パソコンを使ってH.264形式でDVDに書き出し、これをAVCREC準拠のDVDレコーダーで再生可能になるとみられる。