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 米Yahoo!は米国時間2008年4月22日に,2008年第1四半期の決算を発表した。売上高は18億1800万ドルで前年同期と比べ9%増加した。純利益は5億4200万ドル(希薄化後の1株あたり利益は0.37ドル)で,前年同期の1億4200万ドル(同0.10ドル)を大幅に上回った。

 営業利益は1億2100万ドルで,前年同期比28%成長。営業キャッシュ・フローは7億8600万ドルで,同81%拡大した。

 なお,提携企業に支払う手数料(TAC)を除いた売上高は13億5200万ドルで,前年同期と比べ14%増となる。

 マーケティング・サービス収入は15億7200万ドルで前年同期比7%増加。内訳は,傘下のサイトが9億6600万ドル(前年同期比18%増),アフィリエイト・サイトが6億600万ドル(同7%増)だった。会費による収入は2億4500万ドルで前年同期から21%増加した。

 米国における売上高は13億700万ドルで,前年同期と比べ19%増加した。海外事業の売上高は5億1000万ドルで,同11%減少した。

 同社は3月に,今後3年の財務計画を公開しており,2010年に営業キャッシュフローを倍増させる見通しを明らかにしている(関連記事:Yahoo!が今後3年の業績見通し公開,「Microsoftの提示額は過小評価」をアピールか)。同社CEOのJerry Yang氏は「当期の好調な業績は,当社が計画通りに業務を遂行していることを裏付けるものだ」と述べた。

 同社は今後の見通しについても明らかにした。2008年第1四半期の売上高は17億3000万~19億3000万ドル,営業利益は1億3500万~1億5500万ドルの範囲と見込む。2008年通期については売上高が72億~80億ドル,営業利益が5億9500万~7億500万ドルと予測している。

 ちなみに英メディアの報道(Reuters)によると,Yahoo!の株価は22日の通常時間帯取引で28.54ドルで引けたが,決算発表後の時間外取引で28.39ドルに下落した。一方,同社に敵対的買収を仕掛けている米Microsoftの株価は,30.25ドルから30.41ドルに上昇した。

[発表資料(PDF書類)]