PR
写真 軽量Linuxの最新版「Puppy Linux 4.00」
写真 軽量Linuxの最新版「Puppy Linux 4.00」
[画像のクリックで拡大表示]

 オーストラリアのBarry Kauler氏が開発するLinuxディストリビューションの新版「Puppy Linux 4.00」(写真)が,2008年5月4日に公開された。非力なパソコンで使うことを前提に設計された軽量Linuxの1つ。容量が小さく,システムの負荷が低い。Puppy Linuxは,軽量でありながら,デスクトップOSとしての機能を一通り備えていることが特徴。4.00は,ISO形式(CDイメージ)として公開されており,その容量は87Mバイトで,前版の3.01より約8Mバイト小さくなっている。

 軽量Linuxは,一から開発されたものではなく,ベースとなるディストリビューションをカスタマイズしたものが多い。Puppy Linuxは従来,カスタマイズしやすい老舗のディストリビューション「Slackware」をベースにしていた。4.00からは,Slackwareを使わず,ディストリビューションを構成する部品単位の開発を行うT2 SDE Project(http://www.t2-project.org/)による成果物「T2」を利用することで,前版からの大幅な軽量化に成功したとしている。

 また,前版と比べ,PDFビューワーの「ePDFView」や音楽CDリッピング・ソフト「RipOff」,スケジュール管理ソフト「Osmo」などが追加されている。

 オープンラボラトリのWebページ(http://openlab.jp/puppylinux/)で公開される日本語版は,現在3.01が最新で,4.00は公開されていない。

 なお,Puppy Linuxなど軽量Linuxの導入方法や使いこなし術を,日経Linux 6月号で詳しく解説している。