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図1 Windows XP SP3を適用すると、「Windows Internet Explorer 7」の「削除」ボタンが表示されなくなる
図1 Windows XP SP3を適用すると、「Windows Internet Explorer 7」の「削除」ボタンが表示されなくなる
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図2 IE7を削除するには、まず最初に「Windows XP Service Pack 3」を「削除」する
図2 IE7を削除するには、まず最初に「Windows XP Service Pack 3」を「削除」する
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図3 XP SP3を削除すれば、「Windows Internet Explorer 7」の「削除」ボタンが再び現れる
図3 XP SP3を削除すれば、「Windows Internet Explorer 7」の「削除」ボタンが再び現れる
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 米マイクロソフトや米サンズ・インスティチュートなどは2008年5月5日以降、2008年5月6日に一般公開された「Windows XP Service Pack 3(SP3)正式版」を適用する上での注意点を公表している。例えば、Internet Explorer 7(IE7)がインストールされた環境に適用すると、通常の手順ではIE7をアンインストール(削除)できなくなるという。

 Windows XP SP3は、基本的には既に公開されているセキュリティ更新プログラム(修正プログラム)などを集約したもの。当初は2008年4月29日に公開される予定だったが、同社のソフトウエア「Dynamics Retail Management System(RMS)」との互換性に問題があることが分かったため公開を延期。実際の公開は2008年5月6日(米国時間)となった。

 マイクロソフトなどが公表している注意点は、IEに関するもの。まず、IE6ユーザーについては、注意すべき点はない。Windows XP SP3をそのまま適用すればよい。適用後、IE7へアップグレードすることも当然可能。IE7へのアップグレード後、IE6に戻す(IE7をアンインストールする)ことも、通常の手順(「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」で「Windows Internet Explorer 7」を選択して「削除」をクリック)で行える。

 問題は、IE7やIE8ベータ版のユーザー。IE7をインストールしたWindows XP SP2にXP SP3を適用すると、通常の手順ではIE7をアンインストールできなくなる(IE6に戻せなくなる)。「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」で「Windows Internet Explorer 7」を選択しても、「削除」ボタンが表示されない(図1)。

 IE7をアンインストールするには、まず最初に、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」から、Windows XP SP3をアンインストールする必要がある(図2)。XP SP3をアンインストールすれば、IE7を削除できるようになる(図3)。IE6に戻してからXP SP3を適用すれば、前述のように、IE7へのアップグレードやIE6へのダウングレードが自由に行えるようになる。

 IE8ベータ版をインストールしたWindows XP SP2も同様だ。XP SP3を適用してしまうと、通常の手続きではIE8ベータ版を削除できなくなる。このため、IE8ベータ版でWindows Update(Microsoft Update)を実施しても、Windows XP SP3が「優先度の高い更新プログラム」として表示されないという。

 現在公開されているIE8はベータ版なので、ほとんどのユーザーは正式版が出ればアンインストールするだろうとしている。このためマイクロソフトでは、まず最初にIE8ベータ版をアンインストールして、それからXP SP3を適用するよう強く勧めている。その後にIE8ベータ版をインストールすれば、通常の手順でIE8ベータ版をアンインストールできる。