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 シンガポールのSingTelは現地時間2008年5月12日,米Appleの携帯電話「iPhone」をシンガポールで販売することでAppleと提携したと発表した。また,同社が出資するインドのBharti AirtelとフィリピンのGlobe Telecom,同社子会社のオーストラリアOptusも,各国でのiPhone販売についてAppleと提携を結んだ。各社とも年内に発売する。

 ちなみに,英Vodafoneが世界10カ国に向けたiPhone販売でAppleと提携したことを5月6日に発表している(関連記事:Vodafone,イタリアやエジプトなど,年内に10カ国で「iPhone」を販売)。対象国にはオーストラリアやインドも含まれており,今回提携を発表したOptusおよびBhartiと重複する。Appleは米国,英国,フランス,ドイツなどでのiPhone販売に関しては携帯電話キャリア1社と独占契約を結んでいたが,1国1プロバイダの独占販売方式から大きく進路を変えつつある。

 ちなみに,消費者保護規制が厳しい欧州では,ドイツT-Mobile Internationalが昨年,2年契約をバンドルしないiPhoneの販売を裁判所から命じられた。またAppleはフランスで,仏France Telecom傘下のOrange以外のキャリアにもiPhone販売を許可するよう命じられたため,ほかのキャリアでも利用可能なiPhoneの“アンロック版”をOrangeを通じて販売することで切り抜けていた(関連記事:Appleの「iPhone」,欧州での展開に立ちふさがる障害)。

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