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写真1●NTT東日本の高部豊彦・現社長(左)と江部努・新社長(右)
写真1●NTT東日本の高部豊彦・現社長(左)と江部努・新社長(右)
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写真2●NTTドコモの中村維夫・現社長(右)と山田隆持・新社長(左)
写真2●NTTドコモの中村維夫・現社長(右)と山田隆持・新社長(左)
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 NTTグループは2008年5月13日,2008年3月期決算の発表(関連記事)と同時に,NTT東西地域会社とNTTドコモの社長を交代する人事を正式発表した。NTT東日本は高部豊彦氏に代わって江部努氏が,NTT西日本は森下俊三氏に代わって大竹伸一氏が,NTTドコモは中村維夫氏に代わって山田隆持氏がそれぞれ社長に就任する予定である。6月20日に各社が予定する定時株主総会で承認後,正式に決定する。

 NTT東日本の新社長に内定した江部氏は,NTT持ち株会社の現副社長で中期経営戦略推進室長を務める。江部氏は「NGNの確実かつスピーディな展開,光サービスの拡充,黒字化による財務基盤の強化が私の使命。お客さまに信頼され,ご愛顧いただける企業を目指したい」と挨拶した(写真1)。2005年6月から3年間にわたって社長を務めた高部氏は相談役に退く予定である。

 NTT西日本の新社長に内定した大竹氏は,NTT西日本の現副社長で西日本グループの中期経営戦略を中心的に推進してきた。大竹氏は「大役で身の引き締まる思い。グループ社員と力を合わせて中期経営戦略の目標を実現し,お客さまの信頼を得て社会の必要となる会社を目指して健全に発展していきたい」とあいさつした。2004年3月から4年3カ月間にわたって社長を務めた森下氏は取締役相談役に退く。

 NTTドコモの新社長に内定した山田氏は,NTTドコモの現副社長。2007年6月以前はNTT持ち株会社の副社長を務めており,社長含みでドコモに移ってきたといううわさが以前から出ていた。会見に登場した山田氏は「競争が激化する一方で市場は飽和状態となり,大きな転換点を迎えている。ニーズをしっかりくみ取り,顧客一人ひとりのベスト・サービスを提供していきたい」と述べた。

 今後の取り組みとして,(1)2008年4月に発表した「新ドコモ宣言」(関連記事)の着実な実行,(2)イノベーションによる先進性の発揮,(3)現場原点主義--の3点を挙げた。(2)の先進性については「よい技術だから使ってほしいというのではなく,ニーズにあった技術でなければならない。(3.9世代携帯電話の)LTEもインフラ構築が目的ではない。インフラ構築は必要条件に過ぎず,お客さまにどれだけ喜んでもらえるかが十分条件になる」と顧客視点を重視する姿勢を強く見せた。

 なお,2004年6月から4年間にわたって社長を務めた中村氏は取締役相談役に退く。また副社長には取締役常務執行役員の辻村清行氏と鈴木正俊氏,現・顧問の松井浩氏が就任する。平田正之・現副社長は退任し,情報通信総合研究所に入社する予定。夏野剛・執行役員の退任予定も正式に発表された。

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