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 米IBMとカナダのResearch in Motion(RIM)は米国時間2008年5月14日,「IBM Lotus」製品系列とスマートフォン「BlackBerry」を連携させる計画の概要を発表した。BlackBerryにWeb 2.0機能を付加し,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)/コラボレーション/ビジネス・インテリジェンス(BI)用のモバイル端末にしたい考え。

 BlackBerryからIBMの企業向けSNSプラットフォーム「IBM Lotus Connections」にアクセスするためのクライアント・ソフトウエア「BlackBerry Client for IBM Lotus Connections」を提供し,モバイル環境でもLotus Connectionsによるコラボレーションを行えるようにする(関連記事:RIM,企業向けSNS基盤「Lotus Connections」対応の「BlackBerry」用ソフトを発表)。ポータル・サイト構築ソフトウエア「IBM WebSphere Portal」およびIBM製ダッシュボード・ソフトウエアで,各BlackBerryユーザーに適した情報/アプリケーション提供配信用Webサイトの構築を支援する。

 「IBM Lotus Notes/Domino」用の端末管理/グループウエア同期サーバー「BlackBerry Enterprise Server(BES)」で,BlackBerryからLotus Dominoのメッセージング/カレンダー機能を使えるようにする。インスタント・メッセージング(IM)プラットフォーム「IBM Lotus Sametime」とBIソフトウエア「IBM Cognos 8 Go! Mobile」もBlackBerryに対応させる。

 IBMは,BES向けのマネージド無線サービスも拡充する。RIMとの協力関係を強化するため,システム・インテグレータ(SI)向けプログラム「BlackBerry System Integrator(SI)Alliance Program」にも参加した。

 なお,IBMが引用した米eMarketerの調査結果によると,全世界でモバイル環境からSNS機能を利用するユーザーの数は2007年に8200万人だったが,2012年には8億人を超えるという。また,IBMは2011年時点で10億人がモバイルWebアクセスを行い,今後10年間でWebアクセス手段が大きく変わると予測している。

[発表資料(LotusとBlackBerryの連携)] [発表資料(BES向けサービス拡充)]