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 米Time Warnerは米国時間2008年5月21日,傘下のケーブル事業Time Warner Cableを分社独立させることを発表した。それぞれの役員会が,両社を法的および組織的に分離することで承認したという。手続きは2008年第4四半期に完了する見込み。

 Time Warner社長兼CEOのJeff Bewkes氏は「今回の決定は両社の株主にとって正しい手段だ。分離後,各社は戦略的,財務的,経営的柔軟性を持ち,より高い競争力をつけることになる。また,経営陣はそれぞれの事業の可能性を最大限に実現することに注力し,投資家により良い判断材料を提供できる」と述べた。また,Time Warner Cableの展望にはたいへん楽観的だとしながらも「戦略目標と資本需要が当社の他の事業とますます異なりつつある」と説明した。

 Time Warnerは,Time Warner Cableの子会社TW NY Cable Holdingにおける12.4%の保有株を,新たに発行するTime Warner CableのClass A普通株8000万株と交換する。これにより,Time Warnerが保有するTime Warner Cableの株式は,84%から85.2%に増える。Time Warner Cableはすべての株主に対して普通株1株につき10.27ドルの一時配当(総額109億ドル)を行い,Time Warnerは92億5000万ドルの配当金を受け取る。Time Warnerが所有するTime Warner Cableの株式すべては,Time Warner株主に分配される。

 手続き完了後のTime Warnerは,主要事業を合理化して,世界の伝統的プラットフォームおよびデジタル・プラットフォームに向けたブランド・コンテンツの創造と配信に焦点を当てるという。

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