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 AOSテクノロジーズは,廃棄パソコンからの情報漏えいを防止するためのソフトとして,ハード・ディスクに書かれたデータを復元できないように消去するユーティリティ・ソフト2製品を,2008年5月30日に店頭およびダウンロード・サイト経由で発売(販売および出荷)する。(1)ディスク全体を消去するための「ターミネータ8.0データ完全抹消」と,(2)ファイルを選んで消去するための「同データ選択抹消」の2つである。税込価格は,いずれも8190円。2本セットで1万290円。

 (1)のターミネータ8.0データ完全抹消は,OSを含めたディスク全体を消去することを主な狙いとしたデータ消去ソフト。ドライブを丸ごと消去するか,またはパーティション単位でデータを消去する。OS起動ドライブの消去も可能である。このため,パソコンの廃棄用途や,今までとは異なる使い方でディスクを再利用するといった用途に適している。

 一方,(2)のターミネータ8.0データ選択抹消は,OSはそのまま残しつつ,機密情報だけを選択して消去する用途に適している。ドライブ単位やパーティション単位だけでなく,ファイル単位でデータを消去できるのが最大の特徴。特定ファイルに割り当てられたディスクの断片群か,またはパーティション内の空き領域全体に残ったデータの痕跡を消去できる。ただし,OS起動パーティションを丸ごと消去することはできない。

 なお,同社ではすでに,より企業向けを志向した情報漏えい対策ソフト「企業情報データ抹消8.0」を,2007年11月に税込価格1万3440円で出荷している。こちらは,特定の機密情報ファイルや電子メールの中身,各種テンポラリ・ファイルなど,企業利用に適した切り口でファイル単位でデータを消去する。企業ユーザーが日々運用することを狙った製品である。これに対して今回出荷する製品は,より汎用性が高くなる一方で,初期導入価格を企業情報データ抹消8.0よりも抑えている。