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 ニイウスコーは2008年5月27日、同社の100%子会社で金融機関向けのコンサルティング事業を手掛ける金融エンジニアリング・グループ(FEG)の全株式を、新日鉄ソリューションズに譲渡すると発表した。5月28日付で株式を譲渡する。譲渡額は約36億5000万円。民事再生手続きの開始以降、最初の事業譲渡となる(関連記事)。

 FEGは金融機関のリテール・ビジネスにおいて、保有資産の状況などを把握するリスク管理に強みがある。これまではニイウスコーの金融ASPサービスを導入する企業向けに、数理分析やデータ・マイニングを基にしたコンサルティングを実施してきた。だがニイウスコーが「金融ASP事業を縮小するため、事業上のシナジーがなくなる見込み」(ニイウスコー広報)であるため、事業譲渡が決まった。FEGの2008年3月期の売上高は18億1400万円、純資産は8億4100万円。5月1日時点の従業員数は67人。

 新日鉄ソリューションズは買収の狙いについて「当社の得意とする法人向けリスク管理領域に、FEGの得意とする個人向けリスク管理領域を加え、金融機関向けソリューションビジネスにおけるリスク管理領域のトップベンダーを目指す」(新日鉄ソリューションズ広報)としている。