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 米DISH Network(旧EchoStar Communications)は,同社のDVRソフトウエアが特許侵害にあたると公表し続けている米TiVoを相手取って訴訟を申請したことを,米国時間2008年5月30日に明らかにした。

 TiVoとDISHの係争では,今年4月にワシントンD.C.の連邦巡回控訴裁判所が,DISHの製品による特許侵害を認める判決を下している(関連記事:「タイム・ワープ」特許侵害訴訟,控訴裁がTiVo勝訴の地裁判決を支持)。

 TiVoが問題としているのは「タイム・ワープ(time warping)」と呼ぶ特許で,1つの番組を録画すると同時に,別の録画番組を再生する技術に関するもの。生番組の一時停止,高速な早送り/巻き戻し,スロー再生を行える「TrickPlay」の保存フォーマットもこれに含まれる。

 今回DISHはデラウエア州の裁判所に,同社の新たなソフトウエアが特許侵害にあたらないことを確認するよう求める訴えを起こした。米メディアの報道(CNET News.com)によると,DISHは特許侵害訴訟の対策として,2年近く前にソフトウエアを修正しているという。しかし,TiVoは相変わらず同社のソフトウエアが特許を侵害していると言い続け,「DVR市場に不安をもたらしている」とDISHは主張している。

 EchoStarは2008年1月に,一部衛星事業およびセットトップ・ボックス事業をEchoStar Holdingとして分社化。有料テレビ・サービス関連事業は本体に残し,DISH Networkに社名を変更した。

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