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写真 台湾AXIM CommunicationsのP2Pファイル交換ソフトの帯域を制御するルーター「PG-116N」
写真 台湾AXIM CommunicationsのP2Pファイル交換ソフトの帯域を制御するルーター「PG-116N」
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 台湾AXIM Communicationsは台湾・台北市で開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2008(2008年6月3日~7日)において,P2Pの帯域を自動制御するルーター「PG-116N」を展示している。

 PG-116Nは,WinnyやShare,BitTorrentなどのP2Pファイル交換ソフトウエアが利用するパケットを検知できる。もし,P2P以外のアプリケーションが帯域を使っている場合には,そちらを優先させる。

 P2Pファイル交換ソフトを使って大容量のデータをダウンロードしているパソコンがあると,同じルーターを利用している他のユーザーのレスポンスが悪くなるケースがある。PGシリーズでは,P2Pファイル交換ソフトによるパケットを推定し,「他のパケットが流れるまで送受信を待たせる」(説明員)。

 P2Pファイル交換ソフトのパケットなのか,その他のアプリケーションの通信なのかは,「パケット長や返信の早さなどから推測する」(説明員)という。パケットのパターンなどを見て判断する方法もあるが,CPUの負荷が高い。パケット長やレスポンスを見るアルゴリズムにより,低いCPU負荷でもP2Pパケットを制御できるという。「P2P以外のパケットをP2Pだと判断してしまうこともあるが,1パケットが待たされるだけなので,大きな問題にはならない」(説明員)。

 香港や台湾では2007年末から販売している。802.11a/b/g/nの無線LAN機能,PPTPによるVPN機能(4トンネル)を備え,価格は200~250ドル程度という。その他の地域では,現在,現地の代理店と交渉中だが,「日本の代理店とは交渉はまだしていない」(説明員)状況だ。