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 米Yahoo!は米国時間2008年6月4日,オンライン広告に関する大手2社との提携や,新聞をターゲットにした新たなマーケティング・プログラムの提供など,広告分野における同社の経営戦略を明らかにした。

 Yahoo!は米Walmart.comと複数年にわたる提携関係を結び,Walmart.comのサイトにディスプレイ広告やビデオ広告を配信することに合意した。また,Walmart.comのディスプレイ広告を独占的に再販する。Walmart.com!はYahoo!が2008年第3四半期に提供を予定しているオンライン広告管理プラットフォーム「AMP! from Yahoo!」を導入して,オンライン広告の売買を管理する(関連記事:Yahoo!,総合オンライン広告管理プラットフォーム「AMP!」を発表)。

 同社はまた,インタラクティブ広告を手がける米Havas Digitalとオンライン広告に関して世界規模の提携関係を結んだ。Havas DigitalはAMP!を採用するほか,Yahoo!が昨年買収したRight Media Exchangeと共同で,独自のオンライン広告売買プラットフォームを構築する。なおYahoo!は2008年5月にも,オンライン広告を効率的に購入できる環境づくりを目指して,英広告大手WPP Groupとも提携している(関連記事:Yahoo!,広告大手のWPPとオンライン広告売買に関して戦略的提携)。

 さらに同社は,新聞を対象にしたマーケティング・プログラム「Yahoo! Circular」を提供する。小売業者はYahoo!のネットワークを介して,消費者の興味に合わせてカスタマイズした電子チラシを配信できるようになる。従来の新聞チラシは日曜に折り込まれるのが一般的だが,曜日を問わず配信できる。リーチやコスト効率に優れるほか,地域別に価格や対象製品を設定できるといった柔軟性がある。

 同社はほかにも,米CBS Interactiveとコンテンツ配信に関して提携した。CBSのオンライン配信ネットワーク「CBS Audience Network」に参加して,同社の番組を「Yahoo! TV」を介して提供する。

 またYahoo!は,同社の新聞向け広告プロジェクト「Newspaper Consortium」に新たに94社が加わり,参加新聞社の合計が779紙になったと発表した。

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