PR
写真1●Logical Server Management
写真1●Logical Server Management
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●Capacity Advisor
写真2●Capacity Advisor
[画像のクリックで拡大表示]
写真3●Virtualization Manager
写真3●Virtualization Manager
[画像のクリックで拡大表示]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月5日、サーバー/ストレージの統合管理ツール「HP Insight Dynamics-VSE(HP ID-VSE)」の出荷を発表した。物理サーバーと、仮想サーバー・ソフト「VMware」などで構築した仮想マシンを一緒に管理できることが特徴。同社製のHP-UXを稼働させたサーバーと、Windows/Linuxを稼働させたサーバーを一元管理することも可能である。

 HP ID-VSEの主要機能は、(1)Logical Server Management、(2)Capacity Advisor、(3)Virtualization Managerの三つ。
 
 Logical Server Managementは、物理サーバーと仮想マシンの情報を一元管理したうえで、サーバーの起動/停止や移動などを行うための機能(写真1)。管理対象の情報は、OSとアプリケーションのイメージや、CPUの数やストレージ容量、MACアドレスなどである。運用管理担当者は、コンソールからドラッグ&ドロップするだけで、物理サーバーや仮想マシンの再配置が行える。

 Capacity Advisorは、サーバー・リソースやサーバーの電力消費などを最適配分するためのもの。CPUやメモリー、ネットワークやディスクなどの利用状況を収集し、それに基づいたキャパシティプランニングが可能である(写真2)。5-star-ratingと呼ぶ機能を使えば、サーバーの利用状況が5段階で評価される。サーバーの統合や再配置により、評価がどう変わるかシミュレーションすることも可能だ。

 Virtualization Managerは、物理サーバーと仮想マシン、UNIXマシンとWindows/Linuxといった混在環境を一つのビューで表示できる(写真3)。

 HP ID-VSEで管理可能な仮想サーバー・ソフトは、今のところ「VMware」「HP VSE」の2種類。「今後、そのほかの主要な仮想サーバー・ソフトに広げていく予定である」(ソフトウェア・プロダクト・マーケティング部の赤井誠 部長)。VMwareに対しては、ヴイエムウェアの管理ツール「VMware VirtualCenter」を通じて管理を行う。

 HP ID-VSEは、同社のインフラ管理ツール「HP Systems Insight Manager(SIM)」を拡張した製品。SIMを拡張した管理ツール「HP Insight Control」に先の三つの機能を加えた。

 製品はHP ProLiant用およびHP Integrity用がある。前者が15万7500円~で出荷は6月下旬、後者が10万5000円~で出荷は6月5日である。