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 米Time Warner傘下のAOLは米国時間2008年6月10日,インスタント・メッセージング(IM)ソフトウエア「AOL Instant Messenger(AIM)」の新版を公開した。またAIM向けアプリケーションの開発者に,広告収入を分配するプログラム「AIM Money」を開始した。

 同社は今年3月より,AIM向けアプリケーション開発者の支援プログラム「Open AIM 2.0」を通じて,開発者が柔軟にAIMをアプリケーションやWebサイトに組み込めるようにするツールを提供している。Open AIM 2.0のツールを利用する場合,開発するアプリケーションには,AOLのオンライン広告事業Platform-Aが配信する広告の掲載が義務づけられている。AIM Moneyは,AIM向けアプリケーションに掲載される広告収入の一部を,「PayPal」を通じて開発者に支払うプログラム。誰でも無料で参加できる。

 同日公開したAIM最新版「6.8」では,バディ・リストの下部にミニ・アプリケーションを表示する。また,バディ・リスト内の連絡先をテキスト・データとして保存できる。さらに,聴覚障害者のためにチャット中のテキスト・メッセージを1字ずつ表示する機能を追加した。同社Webサイトから,無償でダウンロード可能。

 AOL,People Networks事業担当上級副社長のDavid Liu氏は,「AIMベースのアプリケーションを開発するインセンティブを開発者に提供していく一方,AIMプラットフォームの強化を通じて,ユーザーのニーズに応えていく」と述べている。

 同社はまた,インターネット・ラジオ・サービス「AOL Radio」の機能強化についても発表した。米CBSのラジオ事業であるCBS RADIOと提携し,AOLの200以上のラジオ番組に加え,CBS RADIOの150以上の番組を配信する。

 CBS RADIOの協力を得てラジオ・プレーヤを刷新し,曲のスキップや一時停止を行えるようにした。チャンネルのプリセットを無制限で追加できるほか,プレイリストを通じて最後に聴いた30曲に容易にアクセスできる。AIMとの連携により,番組のストリーミングを共有することも可能。またAIM 6.0以上では,バディ・リストに組み込むミニ・アプリケーションを使って,AOL Radioを楽しめる。新しいプレーヤはWindowsとMacintoshのいずれにも対応する。

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