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 東北地方で最大震度6強の揺れを観測した2008年6月14日に発生した地震の影響で、通信大手各社は発信規制などを行い電話がつながりにくくなっている。

 携帯電話では、NTTドコモ、KDDIは午前11時20分現在も通信規制を続けている。NTTドコモは8時52分に発信のみを対象に通信規制をかけた。岩手県と宮城県における発信の87.5%と、青森県と山形県における発信の50%が規制の対象になっている。KDDIは8時43分に発着信の両方で通信規制を実施した。福島県を除く東北5県における発信の30~80%と、宮城県での着信の一部が規制の対象だ。宮城県では当初、発信、着信ともに80%の通信規制となっていたが、現在は着信規制は順次解除しつつある。

 一方、ソフトバンクは9時5分に通信規制をかけたが、9時40分に規制を解除した。ただし、宮城県栗原市の一部、岩手県北上市の一部で通話やメールを利用しづらい状況になっている。詳しい状況は確認できていないというが、「何らかの障害が起こっている可能性がある」という。

 PHS事業者のウィルコムは午後2時時点で通信規制をかけておらず、通信障害も確認していないという。

 固定電話については、NTT東日本が被災地への発信を規制しており、通話がつながりにくい状況になっている。同社は通話の代替手段として、9時18分に宮城県、岩手県、秋田県を対象に伝言ダイヤルを開始した。KDDI、ソフトバンクはともに「固定通信の状況は現在確認中」とした。

■変更履歴
午後2時にウィルコムに関する情報が入ったため、本文のように追記しました。 [2008/06/14 14:15]