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写真1●共同会見の様子
写真1●共同会見の様子
写真左からKDDIの小野寺正社長兼会長,じぶん銀行の中井雅人社長,三菱東京UFJ銀行の永易克典頭取。
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 KDDIと三菱東京UFJ銀行が折半出資するネット銀行「じぶん銀行」は2008年6月17日,銀行営業免許を取得したと発表した(写真1)。「携帯電話の特性を最大限に生かし,お客さま一人ひとりの銀行として利便性と安全性を両立させた質の高い金融サービスの提供を目指す」(中井雅人社長)。7月中旬から口座開設の申し込みを受け付ける予定である。

 じぶん銀行の事業コンセプトは「携帯電話に銀行(の機能・サービス)をビルトインし,いつでもどこでも簡単・安全に利用できること」(中井社長)。当初は円預金 (普通・定期) と振り込みの決済サービスを,モバイル(au,NTTドコモ,ソフトバンクモバイル)/インターネット/電話の3チャネルで24時間365日提供する。今後は外貨預金やカード・ローン,クレジットカード,金融商品の仲介,保険などのサービスも順次追加していく予定である。

 口座はauショップ(銀行代理業者の許可を得る予定となっているKDDIの社員が常駐している場合)や三菱東京UFJ銀行の店舗などで申し込めるほか,携帯電話からオンラインで開設することもできる。携帯電話で名前や住所,本人確認情報(運転免許証などをカメラで撮影して送信可能)などを登録すると,キャッシュカードが届く。入出金には,三菱東京UFJ銀行やセブン銀行などの提携金融機関のATMを利用できる。じぶん銀行内,じぶん銀行と三菱東京UFJ銀行との間の振込手数料は無料とする。

au携帯向けに専用アプリケーション

写真2●じぶん銀行のトップ画面
写真2●じぶん銀行のトップ画面
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 auの携帯電話向けには専用アプリケーション(BREW 3.1以降に対応)を提供し,振込先を相手の携帯電話番号で指定できる「ケータイ番号振込」,口座の入出金明細や月次収支,残高推移を確認できる「じぶん通帳」,旅行などの目的に応じて貯金の計画を立てる「貯金計画」などのサービスを利用できる(写真2写真3写真4)。EZweb上のショッピングやオークションの決済を簡易化できる「じぶん銀行決済」,Edyなどへの「電子マネーチャージ」も提供する。

写真3●ケータイ番号振込の利用イメージ
写真3●ケータイ番号振込の利用イメージ
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写真4●じぶん通帳の利用イメージ
写真4●じぶん通帳の利用イメージ
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 じぶん銀行の資本金は200億円(出資比率はKDDIと三菱東京UFJ銀行が50%ずつ)。2010年度に240万口座・預金1兆円,2012年度に340万口座・預金1兆5000億円の獲得を目指す。収益は資金運用と手数料が中心になり,2010年度に単年度損益黒字化,2012年度に累積損失の解消を計画する。本店所在地は東京都港区六本木1丁目6番1号(泉ガーデンタワー)で,開業と同時に東京都渋谷区にインフォメーション・センターを開設する予定。

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