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 日本IBMは2008年6月24日、オンメモリー・データベース(DB)ソフト「IBM solidDB V.6.1」の出荷を開始した。メインメモリーにデータを格納することで、ハードディスクに格納する一般のデータベース管理ソフトよりも約10倍の高速処理を可能にする。IBMがオンメモリーDBソフトを製品化するのは初めて。海外でも同時に出荷を開始した。

 IBM solidDB V.6.1はサーバーを二重化することで、障害時に1秒でバックアップデータに切り替えられる。大量の処理が必要なうえにダウンが許されないシステムに向くという。「主に通信事業者に売り込みたい。金融機関やインターネット関連事業者からの引き合いにも期待している」(日本IBM広報)。

 オンメモリーDBソフトは米オラクルや富士通が提供済み。日立製作所も6月末に発売する予定(関連記事)。IBMは今年1月に米ソリッド・インフォメーション・テクノロジーを買収し、オンメモリーDB製品の開発を進めていた。

 IBM solidDBの価格は、単独製品である「IBM solidDB V.6.1」が1CPU当たり341万1450円。DBソフトの「DB2」や「Informix Dynamic Server」(IDS)のキャッシュとして動作する「IBM solidDB Cache for DB2」や「同 for IDS」は1CPU当たり367万5000円である。