PR
Eclipz
Eclipz
[画像のクリックで拡大表示]

 兼松エレクトロニクス(KEL)は,米IBM製メインフレーム「System z」のユーザーに向けて,テープ・バックアップ・データを自動的に暗号化する専用装置「Eclipz」を2008年6月27日に出荷する。価格は1100万円(税別)から。開発会社は,米Optica Technologies。

 Eclipzは,IBM製メインフレームとIBM 3490/3590などのテープ装置とをつなぐESCONチャネル上に配置する,バックアップ・データ暗号化アプライアンスである。チャネル上を流れるバックアップ・データを,自動的にAES 128/256ビットで暗号化/復号する。データ暗号鍵の管理機能もアプライアンス側で用意する。

 Eclipzの形状は,高さ2Uのラックマウント型PCサーバーで,CPUはXeon,OSはLinuxを搭載。レガシーI/OチャネルはESCONを標準で2基備え,最大で4基まで搭載可能。接続可能なテープ装置数は16。データ暗号化のためのハードウエア・アクセラレータを内蔵しており,暗号化によるESCONチャネル速度(200Mビット/秒)の劣化はないという。運用は,Webインタフェース経由またはSNMPマネージャ経由で遠隔管理可能である。

 なお,レガシーI/OであるESCONチャネル接続のデバイス機器を,光ファイバを用いたFICONチャネル経由で使うためのFICON/ESCONコンバータ・アプライアンス「Prizm」も,同時に出荷する。FICONを備えた新型メインフレームからESCON接続の旧式テープ装置を利用する用途などに適する。Prizmの形状も2Uラックマウント型で,FICONチャネルは1または2。ESCONチャネルは4または8。FICONチャネル1本に対してESCONチャネルを4本割り当てる格好だ。価格は800万円(税別)から。