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 ニッセイコムと図研ネットウエイブは,メール・アーカイブ用アプライアンス・サーバー機「TerraceVaultNC」を,2008年7月1日に販売開始した。アーカイブ規模が大きい場合には外付けストレージもセットで販売する体制を整えている。開発は上記2社にテラステクノロジーを加えた3社による共同開発。価格は,アーカイブ容量1Tバイト,社員300人程度を想定した最小構成例で420万円(税別)など。販売目標は,1年間30システムで約5億円。

 TerraceVaultNCは,メールをアーカイブ保存するためのアプライアンス・サーバー機。ソフトウエアは,テラステクノロジーが開発したメール・アーカイブ・ソフト「TerraceVault」を使用。サーバー機は,日立製作所の「HA8000/RS220」(高さ2U,税込みで52万3950円から)を使用。別途,アーカイブ規模が大きくなった場合のため,外付けストレージとして日立製作所の「Hitachi Simple Modular Storage 100」(高さ2U,税込みで99万7500円から)も販売する。

 製品モデルとして,アーカイブ規模に応じた3種類を用意した。(1)「モデル1-1」は社員300人規模を想定しており,内蔵ディスクを用いたアーカイブ容量は1Tバイト。ライセンス上,保存可能メール通数は1000万通までであり,これを超える場合は追加購入となる。価格は,420万円(税別)。(2)「モデル1-2」は,モデル1-1の1.5倍の容量を持つ。アーカイブ容量1.5Tバイトで,保存可能メールは1500万通,価格は650万円(税別)。

 (3)「モデル2」は,社員1000人規模を想定しており,外付けストレージとの併用を前提とする。メールをインデックスとメール本体に分割し,アプライアンス・サーバー機本体が内蔵するディスクにはインデックス部に限って格納,メール本文は外付けストレージに格納する。インデックス用アーカイブ容量は1.5Tバイトで,ライセンス上1億5000万通までのメールを保存できる。価格は950万円(税別)。なお,1.5億通を超えてメールを保存するための拡張ストレージの料金は個別対応となる。

 アーカイブ・ソフトであるTerraceVaultの主な仕様は以下の通り。使用できるメール・サーバーとして3社がうたっているのは,Sendmail,Exchange Server,Postfix,Lotus Domino。全文検索の対象は,送信・受信者/件名/本文/添付ファイルの中身など。検索可能な添付ファイルの形式としては,例えば,zipやtarなどのアーカイブ形式や,rtf,pdf,doc/docx,ppt/pptx,xls/xlsxなどの文書形式など。