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 インテリシンクは,スマートフォンなどのモバイル端末と企業内グループウエアのデータを同期させるソフトの新版「Intellisync Mobile Suite 9」を,2008年7月2日に販売開始した。2007年7月31日に出荷する。メールのプッシュ配信性能を高めるなどの拡張を施した。価格例(税込み)は,アプリケーション同期が1ユーザー1万6800円,ファイル同期が9450円など。開発会社は,2006年に米Intellisyncを買収したフィンランドNokia。

 Intellisync Mobile Suiteは,グループウエアなどの企業データをモバイル端末で持ち出し,オフラインで閲覧/更新できるようにするデータ同期ミドルウエアである。オンラインで常時アクセスしていなくても業務を継続できる。アプリケーション・データの同期やファイル同期のほか,到着した電子メールを企業からモバイル端末に対してプッシュ配信する機能を備える。モバイル端末は,Windows MobileやSymbian OSを載せたスマートフォンを中心に,Windowsノートに対応。UMPC向けの軽量版なども用意している。無償オプションとして用意した携帯電話のJavaアプリ版もある。

 今回の新版では,メール関係を中心に,いくつかの機能拡張を施した。例えば,メールのプッシュ配信性能を高めた。圧縮率を上げてパケット・サイズを拡大したことで長めのメールをプッシュ配信するのにかかる時間を短縮,リアルタイム性を高めたという。また,今回のバージョンから,Gmailなどを含む複数のメール・アカウントを設定/登録しておき,個人メールと会社メールなどを単一のクライアントから使い分けられるようにした。メール関連以外では,同期可能なグループウエアとして,IBM Lotus Domino 8を追加した。また,Symbian OS搭載機向けのクライアントを従来のJavaベースからネイティブ・アプリケーションに変更して動作を軽くした。