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 米Microsoftは2008年7月1日(米国時間),多様な形態の企業活動に対応するため,ソフトウエア・ライセンスの管理作業を簡素化し,特定時期にライセンス更新を行う条件を撤廃する新たなボリューム・ライセンス・プログラム「Select Plus」を発表した。2008年後半より,既存の「Enterprise Agreements」契約を結んでいる企業顧客に提供していく。

 Microsoft世界ライセンシング&価格設定担当副社長のJoe Matz氏は「購入時の柔軟性と管理のしやすさを大幅に改善してほしい,という顧客の要望を受け,Select Plusを設けた」と説明する。「顧客の求める機能や利便性を深く理解するには,顧客から得られるフィードバックが極めて重要だ。企業が使用しているソフトウエア・ライセンスの管理作業を簡素化するだけでなく,購入の最適化を図ることで,投資回収率の最大化につなげる」(Matz氏)

 Microsoftは,既存のソフトウエア・ライセンス・プログラムをSelect Plusに変更するわけではない。既存プログラムの拡充策としてSelect Plusを追加するのだ。これまで同社は,ライセンス・プログラムの種類を減らし,体系を単純化する方針をとってきた。ところが,多様な業務形態の企業――つまり,地理的に離れていることの多い複数の事業所を持っている企業――は,「Microsoftの現行ライセンスが,業務上の要件に合致しない」とフィードバックした。

 Microsoftによると,Select Plus契約を結べば,製品/サービスの追加ライセンス購入と管理がプロジェクト単位で行える。さらに,いつ追加購入しても適用割引率の引き上げ対象になるという。購入期間に制限がなく,再交渉や契約更新を行う必要もない。