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 NTTデータは2008年7月15日、レセプト(診療報酬請求書)のオンライン請求を可能にする「レセプトオンライン接続サービス」を08年9月から提供すると発表した。地域医師会やNPO法人、レセプト用コンピュータ(レセコン)のベンダーなどのパートナーを通じて販売する。

 レセプトは保険診療の報酬を保険組合などに請求するための診療報酬請求書のこと。現状では紙やフロッピディスクなどの磁気媒体を郵送して請求する場合が多い。厚生労働省は08年4月からネットワークを介したオンライン請求を段階的に義務づけており、現状は400床以上の大病院が対象。11年4月診療分からは、原則としてすべての医療機関が対象となる。今回のサービスはこうした状況をにらんだものだ。

 レセプトオンライン接続サービスではインターネット接続可能なパソコンを、医療機関に置いたVPN(仮想私設網)ルーターを介してNTTデータの接続センターとつなぐ。NTTデータの接続センターはすべての審査支払機関と接続しており、同サービスを使えば全国の医療機関から審査支払機関に対してオンライン請求が可能になる。IPsecとIKEといった暗号化技術を使って接続を制御するなどのセキュリティ強化策を施している。

 サービスの提供価格はオープン。NTTデータは10年度末までに累積40億円の売り上げを狙う。レセプトのオンライン請求サービスとしてはほかに、富士通が08年5月から提供している。