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 フィンランドNokiaは現地時間2008年7月17日,2008年第2四半期の決算を発表した。それによると,売上高は131億5100万ユーロ(約2兆2160億円)で前年同期比4%増となったものの,純利益は11億300万ユーロで前年同期比61%減だった。希薄後の1株当たり利益は0.29ユーロ(前年同期は0.72ユーロ)である。

 当期の数字には,ドイツのボーフム工場閉鎖に伴う費用など3億3300万ユーロの特別損失が含まれる。また,2007年の決算には独Siemensとの合弁会社Nokia Siemens Networks設立などによる特別利益9億9900万ユーロが含まれている。

 特別項目を除くと,当期の純利益は13億6500万ユーロ(前年同期比8%増),希薄後の1株当たり利益は0.36ユーロ(前年同期は0.32ユーロ)となる。

 携帯電話の販売台数は1億2200万台で,前年同期から21%増加した。これによりNokiaの携帯電話市場におけるシェアは推計40%となり,前年同期の38%から2ポイント増加した。

 しかし,携帯電話の価格は下落傾向を続けており,同社の平均販売価格も前年同期の90ユーロから74ユーロに低下している。こうした状況を受けて,同社携帯電話部門の売上高は当期90億9000万ユーロとなり,前年同期から1%減少した。

 なお同社は,世界の携帯端末台数が2008年には前年の約11億4000万台から10%以上拡大すると見ている。