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図1 FeliCa装置(左)とワンセグ送信機(右)
図1 FeliCa装置(左)とワンセグ送信機(右)
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 エイビット(ホームページ)は,2008年7月22日に東京ビッグサイトで開幕した「ワイヤレスジャパン2008」で,単三乾電池で8時間駆動できるハンディ型のエリア限定ワンセグ送信機を出展した。微弱電波を利用するものであり,電波の受信エリアは数m程度に限られるが,免許不要で利用が可能である。利用する周波数はUHF帯であり,配信したコンテンツは,一般のワンセグ端末で受信できる。

 出展した電池駆動型の送信機の名称は「ACS 1000」。8時間駆動は,三洋電機のニッケル水素蓄電池「eneloop」を利用した場合である。送信機にはライトセンサも備えており,たとえば部屋が暗い間は送信をやめるといったことも可能になる。配信する番組は,2GバイトのSDカードを利用する。これで,15分のコンテンツを繰り返し配信できる。

 同装置は,すでに携帯電話機のショップなどに導入した実績があるという。9月ごろから一般に展開する計画で,価格は100台導入時に10万円/台程度を想定しているという。

 今回のデモでは,NTTドコモのFeliCa搭載携帯電話機に対して,ワンタッチでエリア限定ワンセグ送信機で利用中の送信チャンネルにチューナーを合わせる設定画面を呼び出せる仕組みも用意した。現在は,FeliCa装置とワンセグ送信機は別々だが,送信機一体化させることも検討する。また,エイビットはPHSの通信モジュールを手がけており,将来は通信モジュールを組み込むことで,送信コンテンツの入れ替えなどに利用できることも計画している。

 なお,今回はこのほかにネットワーク対応型の「ACS 2000」も出展した。Ethnetの端子を持っており,コンテンツをネットワーク経由で同期をとって供給できる。また,同装置はPoE(Power over Ethernet)にも対応する。