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 米Yahoo!は米国時間2008年7月22日に,2008年第2四半期の決算を発表した。売上高は17億9800万ドルで,前年同期の16億9800万ドルと比べ6%増加した。純利益は1億3100万ドル(希薄化後の1株あたり利益は0.09ドル)で,前年同期の1億6100万ドル(同0.11ドル)から19%落ち込んだ。

 米メディアの報道(New York Times)によると,アナリストは1株あたり利益を0.11ドルと予測していた。

 営業利益は1億100万ドルで,前年同期から45%減少した。これには,米Microsoftによる提案に関する社外アドバイザへの費用が含まれる。営業キャッシュ・フローは4億2600万ドルで,同5%拡大した。

 なお,提携企業に支払う手数料(TAC)を除いた売上高は13億4600万ドルで,前年同期と比べ8%増となる。

 マーケティング・サービス収入は15億8700万ドルで前年同期比7%増加。内訳は,傘下のサイトが10億1600万ドル(前年同期比14%増),アフィリエイト・サイトが5億7100万ドル(同4%減)だった。会費による収入は2億1100万ドルで前年同期から約1%減少した。

 米国における売上高は12億6500万ドルで,前年同期と比べ13%増加した。海外事業の売上高は5億3400万ドルで,同8%減少した。

 当期の業績について最高経営責任者(CEO)のJerry Yang氏は,「長期的な成長と,株主価値の最大化を実現できる位置にあると確信している」とコメントした。また,「当期の取り組みの成果から,戦略が正しいことは確かであり,急成長するインターネットのトレンドにおいてチャンスをつかむために,引き続き変革のための投資を行う」と述べた。

 今後の見通しについては,2008年第3四半期の売上高を17億8000万~19億8000万ドル,営業利益は6500万~8500万ドルの範囲と見込む。2008年通期については売上高が73億5000万~78億5000万ドル,営業利益が5億2500万~5億9500万ドルと予測している。

 Yahoo!は前日,委任状争奪戦を仕掛けていた同社株主のCarl Icahn氏と和解し,同氏を取締役会に迎えることを発表している(関連記事:Yahoo!,対立するIcahn氏を取締役に迎え,委任状争奪戦を回避)。

[発表資料(PDF書類)]