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写真1●NTT東日本の「PR-200NE」。「RV-230NE」も同様な外観である。
写真1●NTT東日本の「PR-200NE」。「RV-230NE」も同様な外観である。
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写真2●NTT東日本の「RT-200NE」。NTT西日本の「AD-200NE」も同様な外観である。
写真2●NTT東日本の「RT-200NE」。NTT西日本の「AD-200NE」も同様な外観である。
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 NTT東西は2008年8月4日,ひかり電話対応機器の一部でファームウエアの不具合が発覚したと発表した。機器の電源を入れてから約8カ月(249日)連続して利用すると,ひかり電話の発着信ができなくなるというもの。対象機器の型番はNTT東日本が「PR-200NE」「RT-200NE」「RV-230NE」,NTT西日本が「AD-200NE」(写真1,写真2)。いずれも特定バージョンのファームウエアを利用している場合のみ上記の不具合が発生するという。該当する機器の台数はNTT東日本が約120万台,NTT西日本が約6万台である。

 今回の不具合は,ユーザーの申告がきっかけとなって判明した。「2月に最初の申告を受けて検証したが,現象を再現できなかった。お客様宅に訪問して機器の相性などもチェックしたが,原因が分からなかった。その後,擬似環境で接続テストを実施したり,プログラムの変数を変更しながらテストしてようやく原因が判明した」(NTT東日本)。具体的には,ファームウエアのタイマー機能に不具合があり,「約249日でリセットされるべきカウンタがリセットされない実装になっていた」(同)という。

 この結果,一部機能が動作しなくなり,ひかり電話の発着信ができなくなる。受話器を上げても発信音が鳴らないほか,着信もしない。不具合があるユーザー宅に向けて電話をかけた発信者側には,話中のビジートーンまたは故障に関するトーキが流れる。

 ただ,約8カ月連続で利用しなければ上記の現象は発生しないため,機器の電源コンセントを抜き差しすることで回避できる(タイマーのカウンタがリセットされるため)。NTT東西は現在,上記不具合を修正したファームウエアを作成しており,8月7日ころに提供する予定である。ファームウエアの更新は,電話機から特定の番号をプッシュするだけで実施できるという。不具合の対象ユーザーにはダイレクト・メールなどで個別に連絡するほか,両社ホームページで公表する。

 なお,不具合の対象機器とファームウエアのバージョンは以下の通り。対象機器でも以下とは異なる古いバージョンのファームウエアを利用している場合は上記の問題が発生しない。

・PR-200NE(NTT東日本)--Ver.2.00/2.15/3.06/3.07/5.08
・RT-200NE(NTT東日本)--Ver.2.15/3.07/5.07
・RV-230NE(NTT東日本)--Ver.2.00/2.15/3.06/3.07/5.07
・AD-200NE(NTT西日本)--Ver.2.07/2.10

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