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図1●鉄骨造で一部2階建て。建築面積は約7000平米,延床面積は約7800平米
図1●鉄骨造で一部2階建て。建築面積は約7000平米,延床面積は約7800平米
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図2●建屋のレイアウト。日経マイクロデバイスが作成
図2●建屋のレイアウト。日経マイクロデバイスが作成
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図3●三洋電機 代表取締役副社長 ソーラー事業担当の駿田和彦氏
図3●三洋電機 代表取締役副社長 ソーラー事業担当の駿田和彦氏
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図4●テープ・カットの様子。中央が滋賀県 副知事の田口氏
図4●テープ・カットの様子。中央が滋賀県 副知事の田口氏
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 三洋電機は,太陽電池のモジュール化工場の新拠点「滋賀工場」の開所式を開催した。同工場の年間生産能力は,2008年度末に40MWとする計画である。これによって,同社の2008年度末のモジュール年間生産能力は,東京製作所,二色の浜工場,ハンガリー工場,メキシコ工場と合わせて約340メガワット(MW)になる。

 三洋電機は,2007年度末に260MWだった年間生産能力を,2010年度末には600MW超へ,さらに2020年度末には4GWへと高める計画を掲げている。同社は2020年度の全世界の太陽電池生産量を40G~45GWと予想しており,「シェア10%を確保するために4GWとした。結晶Si系と薄膜Si系がそれぞれ2GWというイメージ」(三洋電機 執行役員 ソーラー事業部長 前田哲宏氏)。

今回の滋賀工場も,将来の増産に対応できるように設計してある。現在の建屋に年間生産能力100MWまでの製造設備の導入が可能なほか,「工場の敷地にはまだ余裕がある」(説明員)とする。開所式の後の工場見学では,モジュール製造ラインに空きスペースがあることが確認できた。

 三洋電機で最新のモジュール工場となる滋賀工場は,国内のモジュール工場をベースに構築した。各製造設備をこれまでのノウハウを生かして改善するとともに,必要な人員も少なくなったという。そのほか,EL現象を利用してセルのひび割れを可視化する検査装置をラミネート工程の前に設置するなど,「新技術の導入を進めた点も特徴」(前田氏)である。